悪魔のささやき

2004年5月8日
世の中の悪じゃなく、自分の中の「悪」が好きな人達。

ハンニバルレクターを応援し、彼のファンは多いだろう。
惨殺な殺人鬼・・レクター
自分の身に降りかかったら大変なことだ。

しかし、マッドスターを応援してしまう。
正義と悪のコントラストは、どんな世界でも存在する。

そう、人間の中に存在する、意識。
世の中で「悪い」と認識されていても、
このちょっとした刺激や追従が
自分を活性化させ、より正義を強くしてる。

誰でも「悪いこと」をしたことはある。

「ここで、ちょっとこの車のスピードを試してみよう」
「1回くらいなら・・浮気しても」
「であった時の、あの時の、ドキドキが忘れられない」

もし、誰かに発見されれば、処罰は受ける。
でも永久に発見されなければ、、、いやいやいけない。。

レクター教授:
ずばぬけた頭脳と、判断力、そして体力、知力。
これらが、統合し殺人という恐ろしい行動にでた。
しかし、計算しつくされ、動機も明確だ。
レッドドラゴンではレクターは少ししか出てこないが
彼の存在があってのストーリーだ。
盲目の彼女のブロウシーンも想像力を高める。

人間は完璧を求め、大成功をたたえる。
記録更新にチャレンジする。
欲望があるから人間は進化してきた。

sexとて欲望から生まれた行為の一つ。
悪いことじゃない。
人間のsexは子孫繁栄のためだけじゃない。
愛を確かめ合うだけじゃない。
欲求を満たすだけのものでもない。
頭脳で考えるものだが、それだけでも解決はつかない。

人が人に与える、幸せと
ほんのちょっぴり「悪」を応援する気持ち。

沈黙はいつかは破られる。